小説を書きたいけど、なかなか書けない……
書きたい気持ちはあるけど、何を書けば良いのか分からない
「小説を書きたい!」
そんな風に思っている人は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ書こうとしてみると執筆はなかなか進みません。
というか、一文字も書けないということもあります。
そこで、今回は書きたいけど書けないときの打開策をまとめました。
本記事を読んでいただくと以下のことが分かります。
■この記事で分かること
・小説が書けない理由
・書きたいけど書けないときの4つの打開策
書けない理由とは?
「小説を書きたいけど、なかなか書けないんだよ」という気持ち、とてもよく分かります。
小説を書きたいと思っても、なかなか書けないのには主に3つの理由があります。
■小説を書けない理由
・やる気が出ない
・書きたいものが決まらない
・スキルが足りないと感じる
皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
これから各項目について打開策を紹介していきます。
やる気が出ないときは『習慣化』
やる気は出すものと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、そうするとやる気が出る日と出ない日があります。
では、どうすればよいのか。
それは『習慣化』です。
書くという習慣が身につくことでやる気に左右されずに執筆に向かえるようになります。
具体的には書く時間、場所を決めるということです。
■習慣化例
・通勤の電車内で書く
・火、木、土曜日は執筆する
・朝8時から1時間は小説を書く など
設定したルールを3週間継続しましょう。
3週間続けた行動は習慣になると言われています。
テンションやモチベーションに左右されない執筆環境を整えてみましょう。
■ポイント
書くことを3週間継続して習慣化する
書きたいものが決まらないときは『内省』と『偶然』
■内省(自問自答、自分の好きなものを書き出す)
内省とは自分自身と向き合うことを差します。
「小説を書きたいのはなぜ?」
と自問自答してみましょう。
仮にここでは「物語を読むのが好きだから」とします。
そしたら「なぜ物語が好きなのはなぜ?」と再度質問します。
以下、これを繰り返していきます。
■質問例
「小説を書きたいのはなぜ?」
↓
「物語を読むのが好きだから」
「物語が好きなのはなぜ?」
↓
「物語を読むとワクワクするから」
「どんな物語にワクワクする?」
↓
「冒険活劇」
このように質問していくことで自分の内側にある書きたいものを具体的にする、という方法です。
また、自分の好きな作品、キャラクターを書き出して、その中から共通項を見つけるという方法もあります。
■ポイント
自分自身を深掘りして、書きたいものを見つける
■偶然(アプリ等を利用して、物語のキッカケを見つける)
「内省しても書きたいものが決まらない……」
そんなときは偶然を頼るのもひとつの手段です。
具体的にいうと、単語を表示してくれるアプリやサイトを利用して『不思議な言葉』を作るというものです。
以下のリンク先で言葉をランダムに表示したうえで組み合わせることが出来ます。
こういったサイトを使うことで、自分の頭の中では生まれてこない発想を得られます。
気になる言葉、面白い言葉ができたら、その言葉を中心に想像を膨らませてみましょう。
きっと書きたいことが見つかります。
考えすぎて煮詰まってしまったときに利用してみてはいかがでしょうか。
■ポイント
アプリ、サイトを利用して不思議な言葉を生み出す
※過去にアイデア出しについてまとめましたので、よろしければこちらも読んでみてください。
スキルが足りないと感じるときは『修正は後回し!』
「小説を書いていると、自分の文章力の無さに気がついて嫌になってしまう」
とてもよく分かります。
こんな気持ちになると書くこと自体が嫌になってしまいますよね。
そんなときの打開策は書いた文章を修正せず、とにかく書き切ることです。
文章を書いているときに修正してしまうと、あらゆる箇所が気になってきます。
ちょっと進んでは戻る、ちょっと進んでは戻る。
その繰り返しになってしまいます。
そうすると修正しているうちに書く体力はどんどん削られてしまうのです。
文章を書く段階では修正せず、とにかく書き切ることを意識しましょう。
全て文章を書き切って見直した方が修正は効率的です。
人に書き切った作品を読んでもらって、その上で修正するくらいの心持でもいいでしょう。
まずは作品を完成させる達成感、それを第一優先にしていきましょう。
■ポイント
執筆中は修正せず、とにかく書き切る!
まとめ
今回は書きたいけど書けないときの打開策についてまとめました。
書けないときは苦しいですよね。
今回の記事を参考にしつつ、息抜きもしながら執筆をしてみてはいかがでしょうか。
『執筆は修行ではなく、娯楽!』
そんな風に割り切って、自分も書いていきたいと思います。
ここまでよんでいただきありがとうございました。
本記事が皆さんの創作活動の手助けに少しでもなれば幸いです。