小説のアイデアが思いつかないよ
アイデアを出す良い方法はないかな?
どうも、おきなです。
「小説を書きたいという気持ちはあるけど、アイデアが思いつかない……」
そんなお悩みはないですか?
私もこの壁によくぶち当たります。
今回はそんな時に私が試している3つの方法を紹介いたします。
今回の記事を読んでいただくと以下のお悩み解決に役立ちます。
■この記事で分かること
・小説アイデアの出し方!
参考文献の紹介
創作トレーニング ストーりーの作り方
(著 野村カイリ 新紀元社)
本書ではアイデアの出し方以外にストーリーの作り方まで細かく解説されています。
ぜひ本書も読んでみてください。
アイデアの出し方① 「なぜ?どんな?」と自問自答してみる
「推理小説が書きたい! だけど、具体的なアイデアが出てこない」
と悩んでいるとしましょう。
そんなときは「推理小説が書きたい!」という気持ちに色々な「?」を問いかけてみましょう。
■質問例
「なぜ推理小説が書きたいの?」
「どんなトリックが書きたいの?」
「どんな探偵キャラを書きたいの?」
この作業をしていくうちに
「自分は相棒モノの推理小説が書きたいだ!」と気がつくしれません。
はたまた、本当に書きたいのは推理小説ではなく、冒険小説だとなるかもしれません。
さまざま疑問に答えていくうちに自分の書きたいものが見えてきて、様々なアイデアが生まれます。
また、この作業はアイデア出しと同時に作品の作り込み、深みを生み出すことにも役立ちます。
ぜひ試してみてください。
■ポイント
「なぜ?どんな?」と問いかけることで、アイデア出しと作品の作り込みができる
アイデアの出し方② キャラクターから物語を考えてみる
書きたいキャラクターから物語をつくるという方法もあります。
まずは自分の好きなキャラクターを書き出します。
そして、そのキャラクターたちに共通する要素を見つけるのです。
ここでは仮に「お金持ちキャラ」が共通していたとします。
次に「お金持ちキャラ」の具体的な行動を考えていきます。
■行動例
「何かを買うときは常に最上級のものにする」
「複数の会社を経営している」
「お金は持っているがクーポンを積極的に利用している」
行動を想像していくと段々とキャラクターに個性が出てきます。
その中から物語に落とし込めそうな個性をピックアップして、さらに膨らませるのです。
そうするとメインキャラクターと物語のアイデアが同時に生み出せます。
■膨らませ方
「お金は持っているがクーポンを積極的に利用している」
↓なぜクーポンを使うの?
昔は貧乏だったから
↓なぜ貧乏だったの?
親が経営している会社の業績が悪かったから
↓なぜ業績が悪かったの?
大企業が悪質な妨害工作をしていたから
↓
『敏腕お金持ちが大企業に復讐する物語』
膨らませる際は『アイデアの出し方① 「なぜ?どんな?」と自問自答してみる』を使ってみても良いかもしれませんね。
■ポイント
キャラクターの具体的な行動から物語のアイデアにつなげる
アイデアの出し方③ ツールを使って不思議な言葉をつくってみる
スマホのアプリなどを使って不思議な言葉をつくってみる方法も紹介します。
これは参考文献には載っていないのですが、私がよく使う方法です。
複数の単語をランダムに表示してくれるアプリを利用してアイデアを出す方法です。
この方法を使うと自分だけでは思いつかないような言葉の組合せから新しいアイデアが湧きます。
実際にアプリを使ってみたところ以下のような言葉の組合せが出てきました。
■組合せ例
占い師×進撃する
(ミステリアスな雰囲気の占い師が力強く進撃すると思うと面白いですね)
空気清浄機×にこむ
(空気を綺麗にする空気清浄機とミスマッチな『にこむ』という組み合わせが創造力を刺激しそうですね)
ホットドッグ×消滅する
(ホットドッグが消滅した世界とはいったいどんな世界だろうと想像するとアイデアが出そうですね)
『言葉 アイデア』とアプリストアで検索すると様々なアプリが出てきます。
その中で自分の好みに合うものを選んでみてください。
また、不思議な言葉からショートショートを書く方法を過去にまとめています。
よろしければこちらも読んでみてください。
■ポイント
ツールを使うことで自分だけでは思いつかない言葉の組合せをつくれる
【まとめ】
今回はアイデアの出し方についてまとめてみました。
アイデア出しは創作活動をするときに多くの人が悩むポイントです。
その一方で、アイデアが思いついたときはなんとも言えない達成感があります。
今回私が紹介した方法を参考に自分なりのアイデアを出す方法があるとより創作活動が楽しくなります。
皆さんもぜひオリジナルのアイデア方法を見つけてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんの創作活動を少しでも手伝えれば幸いです。